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トレパネーションってヤバくない?

1: アダージョ速報さん 2020/08/06(木) 11:16:03.63 ID:CAP_USER
→頭を開く「穿頭」手術は、インカ帝国の時代に驚くべき成功率を誇っていたことが分かった
→その数字は、当時から約400年後のアメリカ南北戦争における同様の手術の成功率を大きく上回るものであった
→頭蓋骨を削った後の治癒の程度から、その患者が穿頭後にどの程度生きたかが推測された

頭蓋骨の手術を麻酔や抗生物質なしでをおこなうなど、想像するだけで気絶しそうになるだろう。

しかし、頭蓋骨を削り、切除し、こするといった作業を伴う「穿頭(せんとう)」(トレパネーション)は、古代ギリシャや先コロンブス期のペルーにおいて数千年にわたって実際におこなわれてきた。

残念ながら、穿頭を受けたすべての患者が生き延びたわけではない。しかしインカ帝国の100を超える被験者を含む人々は、穿頭に生きたまま成功していたことが分かっている。

そして新たな研究が、そうした外科手術の精度が驚くほどに高かったことを示した。研究によれば、インカ時代の手術成功率は80%にものぼっていたと考えられており、その約400年後に起こったアメリカ南北戦争における、50%をはるかに凌駕する数字であったとのことだ。

Trepanation Procedures/Outcomes: Comparison of Prehistoric Peru with Other Ancient, Medieval, and American Civil War Cranial Surgery

https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S1878875018306259
https://nazology.net/wp-content/uploads/trepanation_16x9-670×377.jpg

■年代を追うごとに進歩した穿頭技術

研究者によれば、穿頭は脳へのダメージを取り除くために開始されたものだと考えられているが、すべての頭蓋骨に怪我の兆候があったわけではない。

そのため、穿頭が脳の外傷治療でない場合にも用いられていたことが考えられる。それはたとえば慢性的な頭痛や、精神的な疾患などだ。

穿頭の成功率については、頭蓋骨の治癒の度合いによって推測された。つまり、穴を開けた頭蓋骨の周辺に治癒の痕跡がみられなければ、その個体は術後間もなく死亡したと考えられ、逆に骨が滑らかに治癒していれば、その個体は穿頭の後数ヶ月、あるいは数年間生きたと考えられるということだ。



また、頭蓋骨の化石には技術の進歩の足跡が表れていた。年代を追うごとに穴や削った箇所の面積は小さくなっており、脳を保護する硬膜が破裂することや、感染症のリスクを低下させる「グルービング」がより丁寧におこなわれるようになっていたのだ。

南北戦争との比較には批判も

中には複数回の穿頭を受けた患者の頭蓋骨も発見されており、インカ時代のものでは、5つもの手術から回復した痕跡がみられたものもあった。これまで述べてきたことを考慮に入れれば、その患者が単に「ラッキーだった」で片付けることはできないだろう。
https://nazology.net/wp-content/uploads/civil-war-74010__480-670×479.jpg

■400年後のアメリカと比較

研究者らは、同様の方法が用いられたアメリカ南北戦争当時の医療との比較をおこなった。当時の戦場医師はインカ時代の穿頭と同じようにグルービングをおこなっていた。しかし患者の46~56%は術後に死亡していたことが分かった。これはインカ時代の17~25%と比べて非常に高い数字である。

一方、両時代ではそもそも頭の怪我の程度が違うといった指摘もある。確かに戦争の中で銃弾などによって受けた頭のキズは感染症などを引き起こしやすく、インカ時代のものとは質が違う可能性もあるだろう。

しかしそれでも当時の穿頭の成功率の高さは驚くべきものだ。西洋では当時、手術道具は水洗いして拭くだけで使い回されていたという。しかし当時のペルーに病院はなく、手術はすべて野外、道具も使い捨てだったといわれている。このようなことも、生存率に関わっているのかもしれない。

https://nazology.net/archives/39842

10: アダージョ速報さん 2020/08/06(木) 12:13:16.51 ID:84CNbmPv
>>1
頭蓋骨の手術を麻酔や抗生物質なしでをおこなうなど、

そんなの色々あっただろ。コカなども南米発祥で、他にも原住民に教えてもらった薬草は一杯あるぞ。

38: アダージョ速報さん 2020/08/06(木) 14:12:26.88 ID:clQAa5/v
>>1
トレパネーションって一時期流行ってたよなぁ
漫画とかにもなってて
あの頃マジで頭に穴開けた奴らいるのかな

6: アダージョ速報さん 2020/08/06(木) 11:44:19.42 ID:/sah8LTW
宇宙人がやってたのを真似したんだろ

11: アダージョ速報さん 2020/08/06(木) 12:13:20.50 ID:w8CMPh2R
麻酔や抗生剤がないと断言できるだろうか。

16: アダージョ速報さん 2020/08/06(木) 12:22:57.70 ID:gYMr8iQ+
>慢性的な頭痛や、精神的な疾患など

それ外科手術でなんとかなるもんなの?



17: アダージョ速報さん 2020/08/06(木) 12:24:36.41 ID:vzuxUSop
石のナイフで開頭手術受けたくないな・・・

19: アダージョ速報さん 2020/08/06(木) 12:31:36.43 ID:CmsYKArS
占いだったりしてね

生き残ったら吉兆
死んだら凶兆

彼らの文明の程度からしてそんなもんだと思う

24: アダージョ速報さん 2020/08/06(木) 12:54:20.18 ID:sF2o0Cbq
これ手術の手技が良かった可能性もあるけど
穿頭手術が必要な状態だと診断できてたところがすごいのかもしれんな

25: アダージョ速報さん 2020/08/06(木) 12:59:01.08 ID:XQZjMOqr
>>24
中国とかインドみたいに気の乱れを感覚的に診断してたんだと
現代人には失われた知覚能力やね

28: アダージョ速報さん 2020/08/06(木) 13:09:14.61 ID:xRmvHZrN
麻酔についてはコカ(コカインの原料になる植物)を何かと常用する民族だし他にもアンデス・アマゾン固有の麻薬成分を含む植物があるからそれらを用いたと思う

31: アダージョ速報さん 2020/08/06(木) 13:27:30.04 ID:EOzzE+1a
でも傷が塞がってもアウアウアーになってた可能性まではわからないでしょ

40: アダージョ速報さん 2020/08/06(木) 14:24:56.72 ID:5EjDc22i
>>31
手術で精神疾患になる確率が高かったら
こんなに沢山頭開いてないでしょ。

と思ったけど、古代文明だし、
宗教的にホーリーマンにしてあげよう。みたいな可能性はあるか。

42: アダージョ速報さん 2020/08/06(木) 14:28:13.87 ID:PDGb5MFz
治療目的なの?
そんなに頭開ける必要あったんか?
そもそも症状と脳を関連付けるとか高度過ぎだと思うんだが。

割礼みたいな宗教儀式じゃないん?

82: アダージョ速報さん 2020/08/07(金) 02:35:08.97 ID:yneXgU5+
>>42
鉄の武器無いから石斧やらで
戦争で頭に一撃食らったらクモ膜下
頭蓋骨の下の血抜くのにこれだったとかどっかで見た

47: アダージョ速報さん 2020/08/06(木) 15:48:45.54 ID:g5aH/FOU
そんなインカ帝国も天然痘には敵わず滅亡
ヨーロッパ人と違って免疫がなかったのよね

48: アダージョ速報さん 2020/08/06(木) 15:52:55.33 ID:1aoTD84S
出産のとき余りにも死亡率が高くて原因を調べたら手を洗ってないからだって若い医者が気付いたけど
周りの医者は鼻で笑って数十年放置したぐらいだからな
医学なんてそんなもんよ


63: アダージョ速報さん 2020/08/06(木) 18:47:16.21 ID:MdzulCDF
弓矢刺さったけど生き延びたとかじゃないの

66: アダージョ速報さん 2020/08/06(木) 19:48:07.78 ID:qswFngyq
頭蓋骨に穴開けた後はどうしたんだ?
単に開けて終わりか?

69: アダージョ速報さん 2020/08/06(木) 20:12:10.87 ID:G3uWZVxA
エジプトのピラミッド作ってた人の中にも高度な手術を受けた例があって
彼らは奴隷ではなかった理由の一つと聞いたことがある。
頭の手術だったかどうかは忘れたけれど、術後長生きしてたらしい。

81: アダージョ速報さん 2020/08/07(金) 00:03:53.26 ID:IihVKk+l
医師仮面のようになにか脳に刺激が入り、何割かはすごい能力を得ていたのかもな。現代ではそんな非人道的な実験はできんが

100: アダージョ速報さん 2020/08/08(土) 09:08:57.35 ID:9ivPuuiG
宦官も切り落とす前にトウガラシ水で消毒したりしてるから清の頃には死亡率3%とか相当低くなってたらしいのう

101: アダージョ速報さん 2020/08/08(土) 10:14:31.45 ID:WKkan8Uc
トウガラシじゃ消毒にならんよ嘘臭いなあ

105: アダージョ速報さん 2020/08/10(月) 09:40:17.25 ID:l/yz4FGa
>>101
洗うだけで除菌になるから、意味は一応ある。

102: アダージョ速報さん 2020/08/08(土) 11:27:18.78 ID:RiDIYH5O
マヤには文字があったが、インカ帝国に文字がなかったのはなぜ?
数字はあったらしいのに、なぜ文字を作るにいたらなかったの?

108: アダージョ速報さん 2020/09/05(土) 23:24:09.67 ID:SP8UnNe9
穴をあけて何を修理しようとしたのか不明

110: アダージョ速報さん 2020/09/07(月) 22:35:10.29 ID:dJbldXNx
そもそも手術する必要のない健康な人にやってたんだろw
あんまり参考にならんようなw しかし感染管理とかは理解してたんだな

引用元https://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1596680163/
スレッド名【研究】インカ文明の「穿頭手術」、その凄まじい成功率が明らかに [しじみ★]

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