細田守の時をかける少女は夏に見たくなる

Q：これって原作小説or実写映画と同じ話なの？
A：違います。原作の映画化ではなく、その約20年後を舞台にした続編です。
　 原作者の筒井康隆氏は「本当の意味での二代目」「正統な続編」と評価しています。

Q：芳山和子ってあの芳山和子？
A：どちらとも断言できません。劇場パンフレット等から考える限り、同一人物とも別人とも言い切れない繋がりのようです。

Q：○ヴァ？
A：お察しの通り、キャラクターデザインは貞本義行氏が担当しています。

Q：声優下手じゃね？ホントに声優？
A：役者を本職とする方が声優をしています。アニメらしくない声が良いという評価もあるのであしからず。

Q：主題歌歌ってるの誰？
A：シンガーソングライターの奥華子さんです。主題歌、挿入歌ともに本作品のための書き下ろしです。

Q：今時の女子高校生が男子２人とキャッチボールとか有りえなくね？
A：人それぞれです。

Q：千昭が見たかった絵って？
A：「白梅ニ椿菊図」という架空の作品です。魔女おばさんこと芳山和子が美術館で修復の作業をしています。
　 この絵が描かれた背景を含め、当初千昭はこの絵を見る目的で現代へやってきました。

Q：タイムリープって何？
A：時間と場所を自由に行き来する能力の事です。
　 加えて、たとえ過去に戻ってたとしても、一度チャージしたクルミからはチャージ能力は失われてしまうようです。

Q：なんで真琴は残数が0になったのを覚えてるの？どうして時間が止まるの？
A：「千昭の能力は特別」「真琴が使いこなせていないだけ」等々諸説ありますが、厳密に言えば謎です。
　 未来の超能力なので、現代に生きる我々の理解を超えているようです。

Q：タイムリープ矛盾大杉
A：残念ながら仕様です。SFとして見るのはあまりオススメできません。

Q：各所で絶賛されてるけど言うほどじゃねーよ
A：本スレでは概ね佳作、良作という意見でまとまっています。
　 ぜひ先入観を捨てて楽しんでください。

Q：ちゃんと○○って来たのかよ、の場面の中国語字幕は？
A：没有洗瞼刷牙便上學馬？（最後の馬は、口偏に馬）

Q：Time waits for no one.
A：↑( ﾟДﾟ)ﾊｧ？

女関係は妙にリアル

いやこれ、意外と良かった。普段アニメ映画あんまり見ないし細田って人もよく知らなかったけど
TSUTAYAのアニメコーナーが賑わってたからつい見てしまったんだけど。

確かに声優じゃなくて聞き取りにくいし実写版ノスタルジーに寄りかかってるし
実際の高校生からみて不自然だったり共感できない行動とったりするんだけど。

これってさ、３Dドラえもんのパロディーだよね。
「もしも、のびたが女子高生だったら」
遅刻ばかりしていてテストで悪い点とってドジ踏んでジャイアン（功助）たちと野球。
秀逸なのはドラえもんが途中までその正体を明かされず、パロディーだってことを見抜かせないところ。
河沿いの道での別れのシーンとか激似

こっちが先だって？
タイムリープして見てきたんだよきっと。

これ気になって昨日観たけどやばかったわ
滅多に感動なんてすることないけどこれは久々にきたな

最後まで主人公からは気持ちを伝えなかったってのがあって
最後の最後にチアキの直接的でない言葉に答える形で同じく直接的でない言葉の中に自分の気持ちを込めたってのがもうやばかった

曲もこの映画の為のものだし色々とずるいよね
今まで観たアニメ映画の中で一番好きかもしれない
全体的にあっさりした雰囲気もいい

まぁ「余韻が残る」と言うよりかは
「すっきりしない」という表現の方が適切な映画だった。

そういや海外の感想でも悲しすぎるって文句書いてた人いたな
でもそれがいいし案外現実でもある話
時間は待ってくれないからね

ヤバイ
めちゃくちゃおもしろいやん

サマーウォーズがクソだったからどうなることかと思ってたけど

「未来で待ってる」のやりとりはわざとぼかしてるんだから
見た人が好きに解釈すればいいと思うけどな。
これが正しいと言い争うのは不毛。

基本的に女主人公がカッコよさげな男と恋愛するアニメだから
同姓からは辛辣意見多いなｗ
良い青春してんじゃあねえよって感じか

コウスケもチアキも女子に人気有るタイプだよな。
その二人と仲良いマコトはクラスの女子からひそかに反感かってたんじゃないか。

このアニメは一度見ただけじゃ駄目だな
見返すたびに新たな発見がある
真琴が千昭のために使った最後のタイムリープ時
時空の空間に投げ出されるシーン
今までの真琴のタイムリープだと真琴はただその空間で流されるままだったんだけど、
最後のシーンだと違ってて
真琴はその空間でしっかり前を向き直すんだよね
真琴の決心と千昭に対する揺るぎない気持ち
そしてTime waits for no one.
時は待ってくれない、だからこそ自分から未来に会いに行くっていうこの物語が抱える一つのテーマが
たった一瞬のシーンにも現れてる
こんな風に言葉や文字の説明ではなく登場人物がとる一つの行動やしぐさで気付かせる手法は今の邦画のテーマでもあるし
今の邦画のやたら説明的な興醒めする演出なんかみてると時かけはうまいよなぁって思う
邦画全部を否定してる訳じゃないよ

真琴は本当は初めの踏切事故で死ぬことになっていた
それを真琴が浩介とカホの踏切事故を阻止することに奔走したように裏では千昭も真琴の事故を
必死に止めようとしていたのではないかと妄想してしまう
運命をタイムリープで変えようとするとどんどん土坪に嵌まっていくよね

ついでにバタフライエフェクト見たくなってきた

『未来で待ってる』はちょっと気取ったさよならなのかなって思ってたけど、
色々と解釈できて深読みすればするほど面白い作品だな
個人的に3作品の中で一番好き

音で聞くと、男っぽい名前のマコト
女っぽい名前のチアキ
なにか意味があるの？

この映画は脚本も演出も秀でてるから、何度見ても新しい発見があるな。

野球とかキャッチボールってのは、人間関係を表してる。
いつまでも３人で野球が出来たらいいと思う＝いつまでもこの関係が続けばいいと思う。

そして、ちあきが未来には野球が無いって言った意味は、未来には人間関係が崩壊してるという暗示なんだ。
だからこの時代が楽しくて帰れなくなってたんだな。

「男女の高校生３人が野球なんてありえない」っていう意見は、
映画の構造を気付いて無いだけ。

ありえなくない範囲で、映画の構造を舞台装置に織り込むことは重要。
構造がしっかりしてる映画は、鉄筋鉄骨のしっかりしたビルと同じで安定感がある。

基本的なテーマは、
「よりよい未来を作るために、今を大切に生きる。」
「やりなおしはきかない。一期一会。」
ってことだな。

テーマの表現は、人間ドラマ重視にするべきだし、その中でもラブコメは最適。
任侠ヤクザのドラマより、高校生日記のほうが万人に受ける。
みんな青春時代を経験したきたわけだし原作も学園が舞台だし。

ちあきの現代の生活の基盤だが、現代は金さえあればなんとかなるからな。
その金は、タイムリープが出来るなら、競馬や株で簡単に捻出できる。
まこともやってた手法だし。

サマーウォーズはダメで見れなくて、狼は見てみたら意外と良くて、
時をかける少女を見てみたら、せつなくて泣けました
いろいろみんなの意見はあるけど、私は素直に良いと、良くなっていると思いました
ジブリの後継者っていう人がいるのも、おかしくないと思ったくらい

宮崎駿と比較すれば足りない部分はあるでしょう　でも違う人ですから
駿にあって、守に無いもの、守にあって、駿に無いものを感じました

こうすけは勝ち組過ぎる
家が医者で自分も医学部志望でおまけにモテるし性格いい
安定してずっと勝ち組

男だがやっぱ不安定な感じのチアキのが好きだわ

千昭も未来人だから完璧ってわけじゃなく、不完全な未来でもがき悩んでた若者だった
っていうのがよかったね

基本的に未来人と言ったって、高校生は高校生。
むしろ千昭はちょっと厨二こじらせてるぐらいと考えると色々納得できるよ。

千昭が漢字読めないってのは未来には漢字がない設定なのか

個人的に時かけとサマーウォーズは毎年7月に放送してほしい作品
よく考えたら、時かけからもう9年経つのか…
タイムリープしたい気分だわ

細田監督のドキュメンタリー(主にバケモノの子がメイン)見たけど
時かけって一気に上映館あったわけではないんだな
リアルタイムじゃないから状況知らなかったよ
今は認知度もすごくてテレビ放映もするぐらいなのに
サマウォも時かけも夏の高校生の一コマって感じで好きだな

真琴は当たり前だけど現在(かちょっと前)の事しか考えてないからやり直しに固執？してる
千昭もバカで良かったって言ってるし
千昭は未来から来たから跳ぼうと思えば過去未来に操作できるんじゃないかな
現に功介と彼女事故の時は時間停止？すらしてる

夏にこの映画最高すぎ
曲もいい
空の綺麗な天気のいい日にこの映画の曲聴きながら散歩すると最高

作画これの時が一番いいな
無駄に口がデカいの変だよ可愛くねぇよ細田

だんだん貞本絵から離れていってるよな
細田は貞本絵のおかげで人気出たことを自覚するべき