■広島国際映画祭(2016年新設)
ヒロシマ平和映画賞
■第38回ヨコハマ映画祭
作品賞
審査員特別賞(のん)
■第31回高崎映画祭
ホリゾント賞(片渕須直監督、のん)
■2016年第90回キネマ旬報ベスト・テン
日本映画ベスト・テン 1位
日本映画監督賞(片渕須直監督)
読者選出 日本映画ベスト・テン 1位
読者選出 日本映画監督賞(片渕須直監督)
■第40回日本アカデミー賞
最優秀アニメーション作品賞
優秀音楽賞(コトリンゴ)
■第71回毎日映画コンクール
日本映画優秀賞
大藤信郎賞
音楽賞(コトリンゴ)
■第26回東京スポーツ映画大賞
作品賞
■第59回ブルーリボン賞
監督賞(片渕須直監督)
■おおさかシネマフェスティバル2017
2016年度ベストテン 1位
音楽賞(コトリンゴ)
■第22回 AMD Award ’16
優秀賞
■平成28年度(第67回)芸術選奨
文部科学大臣賞(片渕須直監督)
■フランス アヌシー国際アニメ映画祭
長編部門 審査員賞
■その他
Filmarks 2016年公開満足度ランキング:1位
スペイン ナバラアニメ映画祭2017:観客賞
映画秘宝 2016年度:ベストテン 2位、ベストガール(のん)
eAT金沢2017:金沢大賞(片渕須直監督)
映画芸術 2016年:ベストテン 1位
ぴあ 2016年初日満足度ランキング:1位
Best 10 Cinemas in Sapporo 2016:日本映画 1位、監督賞(片渕須直監督)、アニメーション賞、特別賞(のん)
日本インターネット映画大賞2016年度:作品賞1位、アニメ賞、監督賞(片渕須直監督)、思い入れ映画賞、最優秀女優賞(のん)、ベストインパクト賞(片渕須直監督、のん)
2016年度全国映連賞:作品賞、監督賞(片渕須直監督)、女優賞(のん)
第11回声優アワード:助演女優賞(潘めぐみ)、特別賞(のん)
第41回日本カトリック映画賞
第36回藤本賞:特別賞(丸山正雄、真木太郎)
第34回日本映画復興賞:日本映画平和賞
第59回児童福祉文化賞:映像・メディア等部門
文化庁長官表彰 国際芸術部門(片渕須直監督)
宮崎映画祭 2017年 金のはにわ賞:アニメーション賞
Q
すずさんの嫁ぎ先のお姑さん(北條サンさん)がよくやっている、ガラス瓶の中のものに棒を突き立てているのは何ですか?
A
「瓶搗き精米」です
戦時中は玄米しか配給されなかったので、白米を食べるには各家庭で精米を行う必要がありました
Q
「傘を持ってきとるかいの」の意味は?
A
大人になるための儀式です
新婚初夜に定型の問答を行う風習が近世から昭和初期まであった様です
恋人として付き合う前に結婚するのが当たり前だった時代、夜の話を切り出すための知恵でした
Q
すずさんは妊娠したの?
A
妊娠の兆候(最近食が進まん)があったので「おめでた」として義姉さんに二人分の御飯を出されますが、次のシーンで医院からしょんぼりして出てきます
その晩、「朝二人分食べたのだから」と一人分にも満たないお粥の上澄みだけ出されます
検査の結果、妊娠は勘違いで、戦時の栄養失調からくる生理不順だった模様です
Q
晴美ちゃんが哲に尋ねる「青葉いうたら甲巡(こうじゅん)ですね」の「甲巡」って?
A
海軍内での重巡洋艦の非公式名称です
これを知っている晴美ちゃんは兄の久夫ともども軍艦をよく知っていることが分かります
(ちなみに少しでも台詞を短くするための苦肉の策という裏事情も)
「青葉」乗組の水原哲さんが最後の方で出てきたとき、あれは生きてるの?死んだ幻なの?
A
生きて復員して立っています
すずさんが声を掛けずに通り過ぎた理由は原作者によって一応の見解は出ていますが、味わい深いシーンなので考えてみてはいかがでしょうか
Q
すみちゃんが寝込んでいるときの、腕の痣は何?
A
いわゆる「原爆症」と呼ばれる放射線障害に見られる典型的な症状です
Q
エンドロールに出てくる男の子と老人は誰? 周作さんの子供時代?
A
下関に疎開した晴美ちゃんのお兄さん、黒村久夫君と黒村家の「おじいさん」です
おじいさんの片足が義足なのは明治の戦争の傷痍軍人だからだと言われています
資料には久夫君の「祖父」とするコメントもありますが、原作の描写などを総合すると曽祖父ではないかとも言われ定かではありません
Q
特別出演の澁谷天外さんはどこで出演してるの?
A
「お二人さん、そりゃあ今せにゃいけん喧嘩かね」と言う駅員の役です
—
Q
青森シネマディクトで手配違いで上映された最終完成前バージョンの違いって?
A
(1)オープニングで電線にすずめが居ない。画面が空いっぱいになってもすずめは飛ばない
(2)遊郭で道を尋ねるシーンで、お姉さんたちから漂う「いい匂い」をあらわす花が飛んでいない
(3)エンドロール(りんどうの秘密)にて、色が最初から最後までセピア一色。内容や終わりに違いがあり、絵は1カット1枚だけ。最後の最後、「ばいばい」がない
-----テンプレ終わり。-----
方言がよくわからなかったな
字幕を入れるか
標準語にアレンジするべきだったと思う
ぜひ原作も読んでみてくだされ
ほんとは紙媒体がお勧めだけど、たしか電子書籍なら今安かったはず
暴風雨で木々が揺さぶれるのをバックにピアノを弾くコトリンゴさんに狂気を感じた
玉音放送が終わってすぐに、すずさんの発した言葉。
俺は今まで「昭和20年(1945年)8月15日」を描写した様々な映像作品、小説などに
(たいした数ではないが)接してきたが、
あんなに勇ましいものに接したことはなかったと思う。
(少なくとも8月15日当日に登場人物が発したセリフとしては。)
その直後のモノローグ
「……のまま、死にたかったなぁ」も含め、
戦争の恐ろしさが最も端的に描写された部分だと思う。
いい加減に慣れてもっと気楽に見たいと思ってるんだが
例えば火垂るの墓は、思想信条関係なく否応無く観客を悲劇に引きずり込むパワーがあるから、
海外でも好き嫌い別にして一定の評価はされるけど、これは、観客が微妙な情感をすくい取れないと退屈かもしれない。
傾向としては火垂るの墓ではなく、むしろおもひでぽろぽろに近いのかな。
高畑は深く尊敬してるみたいだね マイマイ新子の時「やりましたね。」みたいに一言だけ感想もらえたのが今でも宝物だとか
一方、英の原爆アニメ映画「風が吹くとき」を思い出した人もけっこういる
作者インタビューで「けいおんとかの世界まで行ってる」みたいに言った人もw
作者さんの返答は「かわいい女の子が日常をほのぼの楽しく暮らしてる みたいなことは考えてました」と
「暗い世界観」「その中で、ほのぼの楽しい日常を繰り返す」「そして終盤主人公達の世界そのものが崩壊する大事件へ」
で「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」、「愛人(アイレン)」田中ユタカ、「ガンスリンガーガール」なんかも思い出した
なんにせよ意外に類似作品がない作品というか (「片隅」の主要要素全部を同じく揃えてる作品が思い浮かばない…)
類似系作品があっても、もしかしたらその中で過去一番成功してる作品という気もする
同じく
「さむがりやのサンタ」が好きだったので読んでみたら驚愕した
老夫婦が弱って行く様は絵柄が可愛いだけに余計怖かった
サンタ懐かしい~スノーマンも好きだったわ
そう、あの丸っこい絵柄でのん気に会話しながら
原爆症に蝕まれていくのが辛くて怖くてなぁ…
「スノーマン」→「風が吹くとき」の順で読んだから驚愕した
あの終わり方では、妹は原爆症で死ぬのを暗示して終わってるので後味悪い。孤児の子も。
Daily、Weekend、Weekly、Monthly、Yearly、全部調べたんだけどいずれもない。もちろん英語のタイトルで調べてた。
どんなに興行収入が低い映画でも、公開された映画はとにかく全て興収がボックスオフィスでは公表されるはずなんだけど。
一応、アメリカでの評価を掲載してるサイトを紹介しとく。
https://news.yahoo.co.jp/byline/saruwatariyuki/20170812-00074436/
http://eiga.com/news/20170815/5/
ついでにウィキペディアから世界の評価。中国の評価まであるのは驚いた。
・イギリス
映画誌Total Film 5つ星満点
「失われたものへの強烈な観念を呼び起こす、爆弾投下前の広島の精妙な肖像」
映画情報サイトHeyUGuys
「まさに胸が張り裂けるほど美しい、深遠で圧倒的な物語」
・メキシコ
映画誌Cine Premier 5つ星満点
「戦争による破壊を前にした苦闘と家族の価値についての奥深い物語を伝える映画。正真正銘の傑作」
・スペイン
娯楽誌HobbyConsolas 100点満点中95点
「シンプルな外観を通して魅了する宝石である。実は全編にわたり途方もない感動と人生の教訓を秘めている。
あたたかく、エレガントで、喜びを与えるものである。要するに、傑作である」
映画誌El antepenúltimo mohicano 5つ星満点
「そこには、きめ細やかな美しさを犠牲にすることなく、常に歴史的客観性を維持しようとする厳格さがある。
日本の登場人物の閉鎖的視点を通して描かれるが、しかし同時に、表現されたものの普遍性により地理的な境界を超越し、タイトルに含有された双対性を成す。
アニメーション映画史上の画期的な作品であるとともに、映画一般という観点でも今年を代表する作品のひとつとなる」
・ドイツ
映画誌Filmdienst
「並外れた激しさをもつアニメーション映画。戦争の恐怖を少しも誤魔化すことなく、漫画原作を印象派の詩情に満ちた心動かすアニメーションへ巧みに翻案する。
この激しくて詩的なリアリズムは完璧な均衡を見つけ、心をかき乱すと同時に元気づけるものとなる」
・米国
娯楽業界誌Variety
「戦争の破滅的な時流におかれた民間人の営みが詰まった、物憂げで郷愁を誘うタイムカプセル」
娯楽業界誌The Hollywood Reporter
「しかし最終的にそのような細部の描写は、あなたが兵士であろうと主婦であろうと、戦争はあなたの人生を一瞬にして台無しにし得ることを強く思い知らせることになる」
・フランス
週刊誌Télérama
「人生のように広大で慎ましく、この映画はあらゆるものを包み込む。最も美しい、この世界の片隅のひとつ」
AFCAE(フランス芸術・実験映画館協会)本作を若年層カテゴリーの支援対象に選定。
・イタリア
日刊紙Il Manifesto
「この主人公の空想的な捉え方は、言葉では言い表せない戦争の恐怖を<正常化>するものであるが、
この正常化はほとんど真逆の効果をもって戦争の恐怖をあらわにする。この片渕作品は本当にうれしい驚きであり、
近年公開された戦時中を舞台にした長編映画の中で最も成功した作品のひとつである。長く語り継ぐことになる作品である」
・中国
映画情報サイトMtime时光网
「このアニメをもって宮崎駿の引退を受け入れることができる。結局のところ、罪と罰や善と悪についての歴史的結論はこの映画が語りたいことではなく、
この映画の物語にあるのは政治化された視点ではなく完全に市民の視点である。歴史の節目に道徳上の判断を下すのではなく、普通の人々の情感
俺はそれが気になるんだよな。
気になるよな。原作者の桜の国とか見ると嫌な未来しか想像できない
でも桜の国だとおばあちゃんは長生きしたよね
2回目見た時は最初の2人の初夜のシーンでもう涙が止まらなかった
これは本当に凄い映画だな、戦争当時の軍人・軍隊以外の人物を描いた映画では
ちょっと他に比肩出来ないわ、アニメのみならず実写を含めてもここまでの作品は稀だな
また見よう
原作オヌヌメw
また泣ける
「広島へ帰ったら?」などと、いけずを言うお姉さんに対し、
周作さんがあまりにもアレなので、もしかして北條家も浦野家と同じく
「強すぎる姉(兄)問題」があったのかな、なんて思ってしまいました
それにしてもあれを里帰りのことと認識し、ニッコニコ笑ってるすずさんは
B29よりもよっぽど手強い…
風呂敷1つと傘1本だけかな
戦争とか関係なく、自宅結婚だと白無垢(でなかったけど花嫁衣裳)だけ持って
相手の家に行くのが当たり前だったんだろうか。
嫁入り後、少ししたら里帰りして
その時にまとまった荷物を持ってくるらしいよ
(2)…とは別に「てっきりあんたかと…」と言えるような、おさななじみがいる
結論:来世は広島のぼーっとした女の子にしてくださ~い!
(超不謹慎)
昨日放送された「いのちのうた2017」での取り上げ方も凄かった
コトリンゴさんの曲を2曲、それも生オーケストラを付けてって、映画よりも豪勢だろこれ
泣けたよ
「親なるもの断崖」以来じゃなあ漫画買うのレンタルばっかじゃったし
「親なるもの断崖」は映像化無理だろうな
今までの作品には全く無かった切り口だよね
冒頭で、お土産考えてるのは船の上
原作だと考えてる中身が吹き出しで描かれてる
『虹色ほたる』
四の五の言わず観てみて!
引用元https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/animovie/1502621991/
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